しっかりしてないブログ

しっかりしない、がんばらない

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

最後の晩餐はいかに

表題の通り、見つけちゃったのである。 もう既に一列食べてる たまたま帰りに寄ったスーパーで発見し、いやっはー!である。 帰りのバスの中我慢できずに「1つだけ」「もう1つだけ」「あと1個だけ」をくり返して1列食べてしまった。 久々に食べたベビー…

探し物はかわいいあの子

私は怒っている。ベビーシューが見つからないからである。 玉子のパックのような溝のあるプラスチックのパックに小さなシュークリームがころころと入っていて、食べるとカスタードクリームとは言い難い水あめか何かで限界まで伸ばした透明感のある卵の味もミ…

縋り付きたい気持ち

刺しゅうを本気でやろうと思い立ち、「綺麗に刺す」事を目標にやっているのだが、どうも思ったようにいかず、泣きそうになる。 糸目の揃わない刺しゅうができ上がった時、心の中はだだをこねる子供のような心地で半泣きなのだ。 思わずヒンヒンとすすり泣く…

焦れワタシ

考えることが多く、頭がパンクしそうである。 ファッションの事もそうだが、自身の生活に関しても、どう仕事をして生きていくかという問題もある。 恋愛と結婚については既に諦めており、持ち家や車に対する所有欲も薄く、他人に対する承認欲求も非常に薄い…

さようなら完璧主義とプライド

”しっかりしてないブログ”と名をつけたにも関わらず「ちゃんとした事を書かなくては」という思いこみが根を生やしてしまい、2日も日を空けてしまった。 性格の問題なのか「ちゃんとしなくちゃ」と思ってしまい、身動きが取れなくなってしまう事がある。 「…

抽象画の言葉

私の職場には面白い言葉選びをするT君がいる。 彼の言葉の選び方は私が決してしないものなので、センスに驚く事が多い。 彼は「コピーを取ってください」と言えばいいのに「これと全く同じクローンを作って欲しいんです」と言い。ドット模様のことを「ブツ…

珈琲を頼りに

リチルさんへ行った。 ”読書珈琲”という響きから、きっと静かで密やかな場所なのだろうと前々から気になっていた所だ。 シマウマ書房さんのある今池にリチルさんもあると聞いていたので、活版印刷のワークショップを終えた後。同店で購入した武田百合子の『…

活版印刷のカレンダー

14日に名古屋今池にある〈シマウマ書房〉さんへ活版印刷のワークショップに参加しにいった。 活版印刷に触れられる機会はめったにないので、楽しみでウキウキしていた。 ワークショップを行う2階部分へ上がり、初対面した活版印刷の版には木枠の中に整然…

どうしようもない日は―ジャンクフードでハイになる―

人生に対し、ものすごく嫌だなあと思う日がある。 そういう時はもう、そういうものだと割り切って、ちょっと悪い事やはっちゃけた事をして嵐が過ぎるのを待つしかない。 今日はそんな嵐の日であった。 一日中シェイクスピアの『ハムレット』に出てくる有名な…

ジャム大作戦

業務スーパーで売っているデンマーク産のジャムを好んで買っている。 原材料名に果物名が一番最初に書いてあると果実の味や風味がちゃんと残っている気がして、ついつい購入してしまうのだ。 人間というものは強欲なもので、いくら美味しくても毎回同じもの…

酔うと楽

「あー、今日も終わるなあ」 と思いながらワインを飲んでいる。 ジャズやシャンソンを聴きながらワインを飲むのが好きかもしれないと気付いたのはここ最近である。軽い酔いで静かになった頭の中にピアノの音や歌手の歌声が響くように鳴るのが心地よく、「今…

好きなんだけどなんだかなあ

古着屋さん巡りをしてきた。 60年代ぐらいのレトロファッションが好きで、そういう店を色々と見てきた。 見てきたんだけど…私の中の方向性と店の方向性がちょっと違って「うーん」となっていた。 確かに、私は60年代のファッションが好きだ。好きな事は…

好きだけどちょっと怖い

先日、編み終わった編み物の出来がどうも気に入らなくて、全てほどいてしまった。 編み直しているのだけれど、それでもどうしても、気に入らない部分が出てきてしまい、途方に暮れて泣きそうになっている。 編み物歴はそこまで長くなく、うつ状態であった時…

カツパン

「カツパンが食べたい」 と、突然思いコメダ珈琲へ行った。 「カツパンは大きい」 という噂は聞いていたので、四つ切りにしてもらい、内二切れは持ち帰りに包んでもらうことにした。 皿に、二切れのカツパンがのせられ、運ばれてきたのを見て思った。 「なん…

雪のひとひら

薄水色の寒空を見ていた時、ふと、ポール・ギャリコの『スノーグース』の一場面を思いだした。 きっと、娘が戦争へ行った男の事を想い 「あんたの事が好きだったんだよう」 と口にしたのは今日のような少し風があって、寒さが空気に沁み渡り始めて透明度が上…

虚無と怠惰の味

朝、職場でインスタントコーヒーを飲んでいる時に、ふと「自分は虚無を飲んでいるな」と思った。 香り少なく、味に深みもなくただただ苦いだけの茶色の飲み物を、特に何の印象も感慨もなく飲んでいる。「おいしい」とも「まずい」とも言えないものが喉を通り…

大変なことになってしまった

刺しゅうも編み物も好きだ。 ただ、誰かにあげられる程上手かと聞かれると返事に窮す。 しかし、職場で何故か刺しゅうが上手な人という認識になってしまったらしく、非常に困っている。いつも、何故か、勝手に、ものすごく物事が出来る人だと思われてしまう…

スタンダードという選択

スタンダードなものが好きだ。 長い年月に耐えることができ、魅力が衰えないからだ。 刺激が少なく無個性で地味であるが、短期間で消費されずしみじみと長い時間を共に過ごすことができる。共に過ごしている内にだんだんと個性というものが現れて、所有者の…