さようなら完璧主義とプライド
”しっかりしてないブログ”と名をつけたにも関わらず「ちゃんとした事を書かなくては」という思いこみが根を生やしてしまい、2日も日を空けてしまった。
性格の問題なのか「ちゃんとしなくちゃ」と思ってしまい、身動きが取れなくなってしまう事がある。
「中身のあるものが書けたら出そう」
「もっとテーマ性のあるものじゃなくちゃ」
と考えすぎてしまい、日記のようなブログなのに、書かなくなってしまったのである。
これは問題だ!と思い、何となく手を伸ばした本は『自分で始めた女たち』である。
この本はクリエイト関係の仕事をしている女性たちを取り扱っている本だ。
人種、国籍、セクシャルマイノリティ、身体・精神障害の有無関係なしに様々なクリエイティブな仕事を自分で始めた女性がインタビューに答えている。
(この本のちゃんとした感想は自分の中に落とし込んでから書こうと思う)
たまたまパラリと開いた頁に「とりあえず出せ」と書かれていた。
出来が不味くても世に出してアピールしなくては見てもらえないという事を言っている内容だった。
「ああ、確かに、不味くても出さなくちゃ見てもらえないもんね」
と納得し、この不味い文章を書いている。
どうも私にもまだいらないプライドと完璧主義が残っているらしく、すぐに「キチンと」とか「ちゃんと」という呪いがかかってしまい、身動きが取れなくなってしまうようだ。
「失敗してはいけない」という思いこみは出来ることしかしなくなってしまう。出来ることしかしないということは同じ所をグルグルと回り進展もなく、失敗もしないから何処が不味いかという反省もなくなるので、成長する機会を延々と逃す羽目になる。
もし、私がクリエーターとして生きていくのであれば(もし生きなかったとしても)この完璧主義は邪魔になるだけでなく足を引っ張る一因(というか全要因)になるだろうと分かったので捨てることにする。
いっせーのーせ!
はーーーーーーーい!!!!!すーーーーーーーてた!!!!
ポイ、ポイ、ポイのポポイのポーーーイだ!!!
というわけで、完璧主義と変なプライドは今捨てたので、今後も不味い文章を多く書きなぐって鍛錬するしかない。と覚悟を決めた。