あけましておめでとう2020
年末年始の休みに入ってから、掃除や刺繍や読書に没頭し、こちらのブログの存在をすっかり失念していて気が付けば年を越していた。
しっかりしてないにも程がある。
年末のお休みに入ってから、図書館で借りた本を読んでいた。
『より少ない生き方―ものを手放して豊かになる―』(ジョシュア・ベッカー/かんき出版)
『モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語』(ミヒャエル・エンデ/岩波書店)
の2冊である。
『より少ない生き方』は所有する者を減らして、物の維持に時間や労力、金銭を使わず、経験や人間関係、理想の生き方に振り分けていこうという内容で、これは昨年から何となく自分の中で考えていたものとよく似た考え方であった。
特に年末に大掃除をしていると
「こんなに生活スペースいるか?」
「こんなもの無くても1年間生きていけたのだから、いらないのでは?」
「もっと狭い部屋でもいいかもしれない」
と思う事が多かった。
実際、私が使うのは読書や手芸、PC作業をする為の机と寝るベッドぐらいである。
1人暮らしをするんだったら、1Kか大きくても1LDKぐらいがちょうどいいんじゃないかと思っていた。広すぎたら掃除に困る。
『より少ない生き方』に背中を押された気がしたので、持っている物を更に精査して手放して行こうと思う。なくなった分は機転でどうにかすればいい。
それに、手持ちの物を少なくすれば、引っ越しも簡単である。
今年に多分、引っ越すのでそれまでに物をどんどん減らしていこう。
『モモ』は前から読みたいと思っていた本で、この年末休みにようやくページをめくる事ができた。まだ読んでいる途中だが、これからの人生をどうするか考えるのにちょうどよい本だと思った。
どちらの本も時間の大切さ、自分がどう生きていきたいかを問うている内容だ。
これを読んで今年、どうしたいかを考えつつ行動していこう。